スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NHK交響楽団特別演奏会プレトーク「小林研一郎、我が音楽人生を語る」が開催されました!

 去る6月14日、NHK交響楽団特別演奏会(8月29日(日)開催)のプレイベントとして、指揮者の小林研一郎さんによる講演会「小林研一郎、我が音楽人生を語る」が開催されました。お話の合間にご本人によるピアノ生演奏があったりと、とっても贅沢な内容でした。

pre4.jpg

 小林さんは“炎のコバケン”の愛称で知られており、その名の通りとっても情熱的なタクトさばきで多くのファンを魅了されているのですが、その舞台上のイメージとは一転して、お話しされる小林さんはとてもソフトな語り口で、トークとピアノ演奏、さらには歌も歌われたりして、それらが実に絶妙なバランスで混ざり合って、約1時間30分という時間、お客様はもちろんのこと、我々スタッフもみんなすっかりコバケンワールドに引き込まれました。

 小林さんが音楽の道に進まれたきっかけは、子どもの頃お父様が弾いてくれたピアノだったのだそうです。小林さんが子どもの頃、お父様がピアノで「月の砂漠」を弾いてくれたことがあり、その時のピアノの音色がとてもロマンチックで、「音楽ってなんて素敵なんだろう!」と感動されたそうです。そのエピソードを「月の砂漠」をピアノで演奏して表現しながらお話ししてくださいました。
 「神童」とはまさに小林さんのような方のことで、幼少期になんと作曲をされ、当時譜面にまでおこしていたというのですから、やっぱり凄いですね!ご自身が初めて作曲されたその曲をまたまたピアノで演奏してくださいました。
pre6.jpg

 そんな小林さんが世界にはばたくきっかけとなったコンクールのことも聞かせてくださいました。当時小林さんは30歳。しかしコンクール出場者は20代まで・・・という目に見えない壁があったのだそうです。そんな時、雑誌「音楽の友」を見ていたら「出場資格35歳まで」と書いてあるのが目に飛び込んできて、それで「よし!これだ!」と思い、応募したのだそう。そのコンクールでの小林さんの指揮に、オーケストラの人たちも楽器や足を踏みならして感動を伝え、観客からも拍手が沸き起こったそうです。「幸運の女神には後ろ髪がなく、前髪は3本くらいしかないということだが、自分が幸運の女神の前髪をつかみ取った瞬間だった」とお茶目な表現でお話ししてくださいました。
夢を実現させるのに年齢は関係ない!ということを教わった気がしました。きっと会場のお客様も小林さんのお話を聞いて勇気をもらったのではないでしょうか。
“世界のコバケン”になってからは、ベートーヴェンの第9の演奏の途中でテナー歌手が突然いなくなって代わりに自分が歌った――なんていうエピソードもあったそうです。 
pre7.jpg

 その後、8月29日にここグラントワ大ホールで開催される「NHK交響楽団特別演奏会」で演奏する曲の魅力についても解説してくださいました。
 楽しい時間はあっという間に過ぎていき、最後は、質疑応答でお客様からの質問に答えられ、講演会はとってもあたたかな雰囲気の中、幕を下ろしました。
この質疑応答コーナーでは、当館センター長・澄川喜一も小林さんに質問する場面があったのですが、実は、小林さんが東京芸大の教授になられた時、澄川センター長から任命を受けられたそう。お2人とも強いご縁を感じていらっしゃいました。

 お客様にとって、世界の小林研一郎さんとこんなにも近くで触れ合える機会はとても貴重で、何よりも、小林さんの穏やかで温かいお人柄に感動された多くのお客様から、終演後本当にたくさんの感動の声が寄せられました。
この講演会がきっかけで、8月のN響公演で小林さんにお会いできるのが楽しみ!またひと味違う楽しみ方ができそう!というお客様が増えたのではないかと思います。
そして、「クラシック音楽は敷居が高い」と感じておられる方もいらっしゃると思いますが、この講演会を通じて、一人でも多くのお客様がクラシック音楽やオーケストラ公演を身近に感じてくださったなら、本当に嬉しいです。
8月の公演もぜひお楽しみに!!

(T.Y)





コメント

管理者にだけメッセージを送る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。