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「打歌」について

先日も「『能を知る集い』 in グラントワ」ワークショップのことが書かれていましたが、音楽関係者として一言。

日本音楽では、特定の楽器が演奏し始めたり、音頭とりが謡い始めると皆が唱和するのですが、西洋のオーケストラも指揮者が出現するまでは第一ヴァイオリンが音頭とりでした。

以前のウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」では、ヴァイオリンのボスコフスキーが指揮も兼ねていましたよね。あるいは、イムジチ合奏団などでもヴァイオリニストが指揮を兼ねている-室内楽の演奏開始の合図は洋の東西変わらないやり方です。

さて日本の声楽のルーツは「声明」だといわれています。それから派生した「木遣り」もそうですが、これらからは「倍音(最初は"ド"、次にオクターブ上の"ド"、次はオクターブ上の"ソ"などのように)」が聴こえてきます。男声の方が聞こえやすいので、今度お坊さんのお経を良く聞いてみてください。
楽器も倍音が出ます。ところが、能管にはこの倍音が出ないような仕掛けがしてあるのだそうです(へー)。

また能では「面」を打つ、「鼓」を打つ、と言いますが、「笛」も打つ、そしてうたも「打つ」と言うのだそうです(へー)。そういえば益田市にある大道山も、別名「打歌山」でした。

(Y.A)

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