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世界へ発信「石見神楽」 ~サウジアラビア編 その①~

 島根県石見地方を代表する伝統芸能「石見神楽」が、この度、サウジアラビアで公演を行いました。

 今回の公演はアブド―ラ国王が長官を務める国家警備隊が主催する「ジャナドリア祭」(日本の国民文化祭のような祭り)で、17日間に渡る長期間の祭りに日本がゲスト国として招かれ、チームジャパンの一員として石見神楽が選ばれたという大変名誉あるものでした。
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 ジャナドリア祭の会場は砂漠の中に、年に一度、この祭りを行うためだけに広大な敷地にパビリオンがいくつも作られたものです。
 17日間ずっと同メンバーで行うことは困難であること、そして、石見神楽と一言でいっても地域によってその芸風が異なることから、今回は益田チームと浜田チームで前半と後半を担当しました。

 4月10日に益田を出発し、関西空港からドバイを経由し、空路13時間かけて、サウジアラビアの首都リヤドに入りました。時差は6時間。この時差が帰国後に私達を苦しめることになろうとは思ってもみませんでした・・・。
 サウジは砂漠と暑い国というイメージでしたが、世界的な環境問題の影響でしょうか?(「あいと地球と競売人」を担当した私にとっては憂慮すべき問題でした・・・)以外と寒く、雨は降らないと聞いていたのにスコールは降るし、また、砂漠地帯ですので、風が吹くと砂嵐が発生し、直射日光が遮られ、どんよりした天気になります。目・喉の保護のため、マスク・サングラスをした団員の皆様は少し危ない雰囲気です。
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 また、産油国ですからお金持ちの国なのでしょう。外貨を獲得しなくても十分に国を営んでいけるからでしょうか?他国の文化が入っていないので、特に食文化には苦労しました。世界的に日本食ブームのはずなのに、サウジには全くありません。

 スーパーマーケットに行って口に合うと思われる食材を買い込んで自炊生活の始まりです。ちなみにハイオクガソリンが1リットル30円、500CCのミネラルウォーターが50円。ガソリンより水が高い国なのです。また、お酒は一切呑めません。(*皆を苦しめた一つの要因です。)豚肉もだめです。調味料にもアルコール成分が入っているものは持込禁止。といった制約の中で、調理器具から買い込んで腕に覚えのある方が先生になり皆で四苦八苦の料理教室の開始です。
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 さて、今回、「石見神楽」が選ばれた理由を総合演出の方にお聞きしたところ、「石見神楽」の伝承の方向性とでも思われる言葉を聞く事が出来ましたので紹介させていただきます。

「日本の伝統芸能は数多くありますが、伝承している皆さんが義務として行っている伝統芸能は、どんどん廃れてしまっている。その中において石見神楽は伝承している皆さん自身が楽しんでいる。その結果、益々繁栄している。」

 参加された若いメンバーの方も「有難い言葉をいただいた」と感激されていました。
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*次号へ続く・・・・

(K.Y)

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