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内藤さんとグラントワ

5月7日、グラントワの設計者、内藤廣さんの建築ツアーと講演会を開催しました。
内藤さんがグラントワにいらっしゃったのは2年ぶりのこと。
外観の瓦をみて「変わってないなー」と嬉しそうでした。
到着後、応接室にご案内しようとしたのですが、「中庭で一服してくるから」と、スタスタと歩いていってしまわれました。自分が設計した建物ですから、「いらっしゃいませ」ではなく、「おかえりなさい」でしたね。
グラントワでの内藤さんは、終始楽しそうに、あちこち歩き回っていらっしゃいました。

現在、展示室Aでも内藤さんの作品、その名も「内藤廣の赤縞」を開催しています。
みなさん、もうご覧になりましたか?展示室で体験してはじめて、その面白さが分かる作品です。
さっそく内藤さんも中に入ってグラントワバージョンの赤縞をチェック・・・といっても、中で一緒に遊んでいただけですけど(笑)

この日開催の設計者自らの説明がきける建築ツアーは満員御礼。初めて来館された方も、開館当初から通ってくださっているヘビーユーザーもいらっしゃいましたが、5年経って味わいが出てきたグラントワを、参加者の皆さんはどのようにご覧になったでしょうか。
tour.jpg


そして夕方からは、公共建築賞受賞記念の講演会を開催しました。
東日本大震災の後、現地に入った感想から始まり、これからの日本のまちづくりをどうしていくかという話も交えながら、今回は益田の風土やグラントワの建築のコンセプト、そしてコンクリート、瓦といった素材を中心としたお話をしていただきました。
lec.jpg


これからは地方都市が見直される時代だということ、そして古くからの技術と最新技術をどう融合させるかという課題、そして「現場」を大切にするという姿勢、などなど、建築に直接携わらない私たちにとっても、とても大切なことを改めてきかせていただけたと思います。
聴講されたみなさんは、うなずきながらじっくりと、耳を傾けられていました。

あいにくこの翌日に東北で、震災復興の会議に出席しなくてはならなかったため、講演終了後、早々に益田を発たれた内藤さん。短い滞在時間でしたが、グラントワへの愛情、そしてこれからの日本を支えていこうという情熱が感じられるお話でした。

忙しいスケジュールの合間にもグラントワ中を歩き回って、色々なところになにげなく出没する姿が印象的でした。東北が復興し、内藤さんが益田でゆっくりと過ごすことができる日が、1日も早く訪れることを願っています。

(K.Y.)

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