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「第九コンサート」~音楽で東北へエールを~

 去る3月4日に行われた「第九コンサート」にて、「東日本大震災復興義援金」を募りました。

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 3月11日に東日本大震災から1年が経過しました。
 それを目前にして演奏されるベートーヴェン「交響曲第九番」に込められたメッセージは、毎年12月に全国で恒例に演奏される「第九」とは少し違った意味があるのだろうと感じられました。

 人類愛を歌うこの曲は、ほとんどの場合で原語のまま、つまりドイツ語で歌われます。
ということは、この曲を覚えていると世界中どこへ行っても歌うことができ、一緒に歌った人とは誰でも「一緒に共演した仲間」になれるというわけです。
 更に、日本では年末になるとこの曲の演奏会が全国で開催されるという慣習があり、1曲覚えていれば1年に1度はどこかの演奏会に出演でき、そこで一緒に歌った方と「共演した仲間」になれる仕組みも整っています。
詩の内容そのまま、人類愛、人類をつなぐ曲なのです。

 そんなこの曲を演奏するに当たり、亡くなられた多くの方への祈りと復興への願いを何かの形にして届けたいという思いから、義援金を募ろうという声が上がります。
 グラントワのある島根県益田市が参加している嚶鳴(おうめい)フォーラム(ふるさとの先人をまちづくり、人づくり、心そだてに活かし、よりよき21世紀のあり方を探り実現していくことを目的としたフォーラム)に参加されているご縁から、岩手県釜石市へ義援金を送り、微力かもしれないけれど復興に役立ててもらおうということになりました。

 また、岩手県釜石市は30年以上にわたって市民参加による第九演奏会を開催されています。
昨年は震災が発生したにも関わらず、年末には例年通り第九演奏会が行われました。
このことにも敬意を表し、この度のご縁となりました。

 演奏会当日、事前告知なしに大ホールホワイエに置かれた義援金箱には、お集まりいただいた皆様から40,020円ものお気持ちをいただきました。
 この義援金は、益田市を代表して益田市長、当日の出演者を代表してグラントワ合唱団団長、主催者を代表していわみ芸術劇場館長の連名のもと釜石市に届けられました。
出演者、お客様、劇場…この日この場を共有した皆様の気持ちが音楽を通して一つになり、形になったのではと思います。

 今後も音楽や芸術を通して人々の絆を強くし、その絆が形になる機会を作り続けていかねば、と決意を新たにさせられた出来事となりました。

(S.M)

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