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「グラントワスプリングジャズフェスタ2012」~音楽で東北へエールを②~

 去る3月11日、恒例の「グラントワスプリングジャズフェスタ」が開催されました。
ちょうど一年前のこの日、東日本大震災が起こりました。決して忘れてはならないこの特別な日に開催されたジャズフェスタ。ジャズが持つ「人を元気にする力」、「人を笑顔にする力」を東北へ届けようと、遠く離れたここ島根・益田から、演奏者一人ひとりが心をひとつに、気持ちを込めて演奏しました。
 今回で4回目の開催ということで、毎回このジャズフェスタを楽しみに聴きに来てくださる常連のお客様も多く、開場前はこのように長蛇の列です。

①開場前

 さあいよいよ開演です。オープニングを飾るのは、しまねスウィングキッズの皆さんです。

②キッズ~テキーラ

 ノリの良い「テキーラ」のリズムに会場から手拍子が沸き起こります。この「しまねスウィングキッズ」は、グラントワ(いわみ芸術劇場)が取り組んでいる育成事業「キッズブラス塾」の参加者で構成されています。講師に角田健一ビッグバンドリーダーの角田健一さんと東京都交響楽団首席トランペット奏者の岡崎耕二さん(益田市出身)を迎え、地元指導者の皆様のご協力の下、2011年12月から全7回、吹奏楽を岡崎さんに、ジャズを角田さんにご指導いただきました。
 このジャズフェスタでは角田さんにご指導いただいたジャズの曲を演奏するのですが、なんと!吹奏楽をご指導くださった岡崎耕二さんが特別にご出演くださり、子どもたちと一緒にジャズを演奏してくださいました!岡崎耕二さんはいつも地元益田のことを気にかけてくださり、今回もご多忙の中こうして子どもたちのためにご出演くださいました。同じ益田市出身でプロとして第一線で活躍されている岡崎さんは、益田の子どもたちにとって大きな誇りであり、憧れです。岡崎さん、本当にありがとうございました。

 ③キッズ~岡崎耕二さん

 「テキーラ」の次は「ふるさとジャズバージョン」です。この曲は、6年前の第1回目キッズブラス塾開催の時、角田健一さんが特別に編曲してくださった思い出の曲です。東日本大震災でふるさとを失われた多くの人々に届くように・・・という想いを込めて演奏しました。角田さんの発案で曲の冒頭、会場皆で「ふるさと」の歌を歌いました。

④キッズ~ふるさと合唱

 そして演奏が終り、東日本大震災犠牲者の皆様へ追悼の意を込めて、黙とうを捧げました。

⑤黙とう

 犠牲者の皆様のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々へこの場をお借りして改めてお見舞い申し上げます。

 しまねスウィングキッズの次は、雲南市よりラメールジャズオーケストラの皆さんの登場です。

⑥ラメール

 東西に長い島根県。雲南市からグラントワがある益田市まで、車で約4時間かかります。ラメールの皆さんは、午前中のリハーサルのためになんと朝5時半に出発して会場に駆け付けてくださいました。
これまではラメールジャズオーケストラの中の中高生部門“Jazz Palette”の皆さんが毎回ご出演くださっていましたが、今回は大人部門“Jazz Canvas”の皆さんとの混合チームでのご出演です。ジャズを愛する人々が世代を超えて一緒に演奏する―――なんて素敵なことでしょう!ピッタリ息の合ったキレのあるサウンド、そしてカッコイイソロ。最高でした!

 続いて、お隣浜田市よりサウンドキャプティブの皆さんです。

⑦キャプティブ

 円熟しきった大人のサウンドと落ち着いた風貌は、貫禄以外の何ものでもありません。毎回うっとり聴き惚れてしまいます。今回はちょっと面白い演出もあり、会場を大いに沸かせてくださいました。色気と渋みのあるサウンド、やっぱり素敵でした!

 第1部最後は、地元益田市の老舗ビッグバンド、スウィングフェニックスの皆さんです。

⑧フェニックス

 今年でなんと42周年を迎えられるフェニックスさん。42年。凄いですね。発足当時のメンバーはもうおられませんが、その数年後に入団されたメンバーの方が数名おられ、今も現役で吹いておられます。その名のとおり、不死鳥の如く、50年、60年・・・100年・・・と続いていってほしいです。

 そしていよいよ第2部、角田健一ビッグバンドの皆さんのステージです!

⑨角田健一ビッグバンド

 2008年の第1回から毎回ゲストとしてご出演くださり、この地域の人々にスウィングジャズの楽しさと魅力を教えてくださったのが角田健一ビッグバンドの皆さんです。「角田健一ビッグバンドさんの演奏を楽しみに毎回このジャズフェスタに来ています」「また次回もぜひ聴きたいです」と本当にたくさんの感激の声がアンケートに寄せられています。
 この日もその繊細かつ迫力あるサウンドに会場の盛り上がりは一気に最高潮に。1曲終る毎に拍手が鳴りやみませんでした。

 そしていよいよフィナーレです。角田さんの呼びかけに、出演者の皆さんが楽器を持って舞台に集まります。出演者全員による合同演奏です。

⑩合同演奏

 合同演奏の曲は「ふるさとジャズバージョン。」被災された方々へ想いを込めて、改めて出演者全員で演奏します。会場のお客様も一緒に歌います。まさに、舞台と会場がひとつになる瞬間でした。想いはきっと被災地へ届いたはずです。

 こうして大きな感動の中、スプリングジャズフェスタ2012は幕を下ろしました。終演後に行われた角田健一さんのサイン会には長蛇の列ができました。

⑪サイン会

 なお、この日会場に設置した東日本大震災義援金箱には11,277円の義援金をお寄せいただきました。皆様からいただきましたこの義援金は、島根県を通じて被災地へお送りさせていただきました。ご理解、ご協力いただきました皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(T.Y)

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