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ミュージカル「とびらのむこうに」制作レポート衣裳編 その2

衣裳編その1では、ボランティア会の皆さん、キャストの保護者の皆さんやキャストたちによる衣裳製作現場のレポートを行いました。
今回は、衣裳デザインを手がけたたかひらみくさんに突撃インタビューしてきました!

たかひらさんは、ニューヨーク大学美術史専攻、同大学院装飾服飾美術史を学び、修士を取得。在学中からオフオフブロードウェイの芝居の衣裳を手がけ、帰国後舞台衣装のデザインやコーディネートを行っておられます。V6長野博主演「DeathTrap」、市村正親ひとり舞台「平成市村座」など多くの舞台作品の他にも、第60回NHK紅白歌合戦(2009年)平原綾香「ミオ・アモーレ」では生花をあしらった衣裳を手がけるなど、舞台衣裳家として活躍中。

そんなたかひらさんのデザインされた衣裳。どんな風に作られていくのかな~、と思い衣裳製作現場へ直撃!
部屋の奥にはマントがかかっています。布もたくさん必要なんですね!

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今は何をしているところですか?

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たかひらさん「PTAの衣裳を作るのですが、この黒い帯は着る人によって位置を変えているので、今日キャストさんに合わせてみて、この位置でいいかな?と微調整をしているところです。」

えっ!?一人一人みんなデザイン違うんですか!?
たかひらさん「そうですよ~。だってみんな体型が違うでしょ?舞台の上でキャストの皆さんが全員美しく見えるように、背の低い人の衣裳は目線が上に向くように、太めの体型の人でも美しいラインになるように、デザインを変えてますよ~。」

じゃあもしかして、この衣裳たちは、6月23日、24日の2日間しか見ることができないのでは?
たかひらさん「そうですね~。キャスト一人一人のために作っていますから、出る人が変われば衣裳も変わりますよ。」

すごい…の一言でした。

忙しいにも関わらずきらきら輝く笑顔で気さくに応じてくださったたかひらさん。

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そんな笑顔に調子を良くし、引き続き質問攻めにしてしまいました!

Q.プロの舞台での衣裳を多く手がけていらっしゃるたかひらさんですが、「とびらのむこうに」のような、県民参加ミュージカルも手がけていらっしゃるんですか?
A.今回で2回目ですが、プロかそうでないかで私の取り組む姿勢は変わりません。プロの方と同じ気持ちでいつも向き合っています。

Q.これまでに3度、グラントワに来ていただきましたが、島根の役者たちにどんな印象をお持ちですか?
A.初めてお会いしたのはオーディションの時で、稽古には一か月前にお邪魔したんですけど、一か月前は歌も踊りも必死な様子だったのが、この一カ月間での上達にびっくりしました。勤勉な役者さんたちだなと思います。まだまだ伸びしろがあるので、本番がとっても楽しみです。特に子どもたちの上達には本当に驚きました。

Q.ミュージカル「とびらのむこうに」衣裳デザイナーとして、どんな作品にしたいですか?
A.近未来という設定も含め、どきどきわくわくする作品なので、脚本をお書きになった田渕久美子さんの世界観を大切にして、誠心誠意務めさせていただきたいと思います。

Q.今回の衣裳はどのようなコンセプトでデザインされましたか?
A.先ほども申しましたが、作品の時代が「近未来」なので、いろんな映画を参考にしました。「ロスト・チルドレン」からスタートしたのですが、少し暗いなと感じたので「フィフス・エレメント」などを参考にしました。
「悪役こそ美しく、セクシーでないと」という持論のもと、管理官など悪役の衣裳にも力が入っています!

Q.それでは最後に、島根のキャスト、スタッフにメッセージをお願いします!
A.みんながんばれ~、私もがんばる~(^^)

という、お茶目な一面も見せつつ、「気分を上げる時にかける」というオルタナティヴ・ロックを聴きながら、真剣なまなざしで衣裳に向かうたかひらさんでした。

一人一人のキャストのために作られた、2日間限りの衣裳。見た目に美しく、機能性にも優れた衣裳です。
目にするチャンスは2日間だけ!ぜひ劇場に観に来て下さい!!

ミュージカル「とびらのむこうに」公演情報は→こちら!

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