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奥が深い美人画の魅力

現在開催中の企画展「福富太郎コレクション 鏑木清方と明治・大正・昭和の美人画」展の関連プログラムとして5月12日(日)にトークショー「観たい!知りたい!美人画の魅力」が行われました。

講師は近代日本画研究の専門家、菊屋吉生教授と展覧会担当の川西由里主任学芸員のお二人で、いつもの講演会とはちょっと違うざっくばらんなトークで進行しました。
写真1
実は美人画といっても時代によって作風が全然違うのです!
明治時代に描かれた作品は少女趣味や可愛らしい作風なのに対して、大正時代になると女性の内面を描こうとする独特な風貌の作品が多く、どろっとしていて強烈な印象を与えます。
昭和時代になってくると少し落ち着き、全体的にすっきりとして線もはっきりと、そしてクリアな彩色になっていきます。
絵を見比べると、確かに時代ごとの作風に特徴があることがわかりました。
写真2
奥が深いな~と思ったのは、美人を引き立てるものとして着物の模様や小物、動物に注目したことです。
背景はシンプルに描かれていますが、着物の模様や小物を観れば、その人がキリシタンであったり、遊女であったり、その時代に流行った柄であったりと作品を見るのに重要なポイントになっていることがわかります。
小物や動物、着物の模様がより描かれている女性の美しさを引き立てているのですね~。
写真3
最後は、復習も兼ねてクイズコーナーをしました。
クイズは3問あり、全問正解者には素敵な景品をプレゼント!
私もこっそりクイズに参加しましたが、明治・大正・昭和の作風を学習した後だったのでとてもいい復習になりました。

企画展「福富太郎コレクション 鏑木清方と明治・大正・昭和の美人画」展を鑑賞する際は、時代ごとの作風はもちろん着物の柄や動物、小物などにも注目してご覧いただければと思います。
美人画の魅力がより一層増したトークショーでした。

(T.Y)

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