スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「グラントワ・カンタート2017」に向けて①記者発表より

年明けの1月6日、7日、8日の3日間で開催する『環日本海芸術交流プロジェクト「グラントワ・カンタート2017」』
公募による参加団体は延べ46団体、出演者はおよそ1,000人超となり、多彩なイベントを繰り広げる大規模な「合唱の祭典」となりそうです。

本番に向けて、総合プロデューサーでいわみ芸術劇場芸術監督の栗山文昭先生が、8月の記者発表で語った内容をご紹介していきます。

12_20161214090714707.jpg


●「カンタート」という名前について、教えてください。

カンタートという名前は、世界合唱連合が合唱イベントを行うにあたっての名前として作った造語です。合唱に関する、発声や指揮、ハーモニーの作り方や作品を学ぶ、シンポジウムなども含めた総合イベントをカンタートと名づけています。世界各地で使われており、日本でも全国各地でカンタートという名前のイベントが行われています。


●「カンタート」を島根で開催する意義について

グラントワは島根県の西にある小さな都市にある劇場ですが、そこでこうしたものを開くということはある意味で冒険だと思っています。
現在日本は東京一極集中の時代になってしまって、合唱や吹奏楽なども大都市中心にイベントが行われていますが、ヨーロッパを見てみると、トロサ国際合唱コンクールという有名な合唱コンクールが開催されるスペインのトロサは人口2万人の小さなまち。そこで国際的なイベントを行う。ヨーロッパでは当たり前のことですが、日本では東京一極集中。それでは行き詰ってしまうし、地方活性にもならない。

そんなグラントワで、人口5万人以下のまちで開催することは、地元の活性化にもつながるし意義あることだと思います。


●「グラントワ・カンタート2017」は3日間おこなわれますが、まず1月6日(金)におこなわれる「“まなぶ”レクチャー」は、どんな内容なのでしょうか?

日本語と合唱をどう結びつけるか、という問題は長く言われ続けています。
歴史的に見ると、明治から日本語の作品として「唱歌」が始まりました。たとえば、唱歌の中でも1900年に作曲された滝廉太郎による「花」が日本人の手による、ある程度芸術的な合唱作品の始まりであるといえます。それから昭和20年くらいまで、いくつかの作品が生まれているけれど、現代まで歌い続けられているものは少ない。
そして戦後になって、たくさんの合唱作品が生まれました。でもそれらの作品はプロの合唱団が歌うための、非常に難しいものだったんですね。

そういった日本語と合唱の歴史を辿っていくなかで、日本語が言葉として、歌を歌うに適しているかという大きな問題がいまだにあるわけです。日本語による発声は確立されていない。合唱コンクールを見ていると分かりますが、言葉が何を言っているかわからない。そういう問題視の声は多方面から出ていますが、これまでそういうことを考える場というのはあまりなかったので、レクチャーとコンクールのテーマを「美しい日本語の歌」にしました。
6日のレクチャーでは専門家にもパネリストとして参加していただき、日本語と歌をつなげるための知恵を出す研究、発表の場にしたいです。おもしろい話が聞けると思います。

開演時刻は、東京から飛行機で来ても間に合う時間に設定しました。

11_201612140907151b8.jpg

・・・「グラントワ・カンタート2017」に向けて②に続きます!


▼「グラントワ・カンタート2017」についてはこちらをご覧ください
http://www.grandtoit.jp/theater/event/2017/01/post-285.html#003592

カンタート

コメント

管理者にだけメッセージを送る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。