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講演会「戦前・戦後の絵本事情」

4月26日、現在開催中の展覧会に関連し、
「戦前・戦後の絵本事情」と題した講演会が開催されました。

講演会
講師はいわさきちひろさんのご子息であり、
安曇野ちひろ美術館、長野県信濃美術館、
東山魁夷館の館長さんでもある 松本猛さん。

松本さんは、絵本の絵が戦争をはさんでどう変化したか、
子どもの絵はどう変化したかをお話してくださいました。
中尾彰といわさきちひろには、
「絵本の絵を描いた画家」という共通点があり、
ともに子どものための絵を多く残した画家です。
 
講演は、はじめ「絵をみる」ということには決まった答えなんかないんだよ!
絵を見て想像することはぜんぶ正解なんだよ!
というお話からはじまりました。

林の中
(風のそよぎや鳥のさえずり、木々の薫りなどなど・・・)

絵はどういう風にみてもいい!じゃあ、絵本の絵はどうみるかな・・?
ということで、お話は「絵本の絵」へ。

戦前は物語の「挿絵」であった絵本の絵が、戦後は絵で物語を紡ぐ「アニメの絵」にかわる・・・

実際に絵本の絵を見ながら聞いていると、ナルホド納得!
動きのある絵が重ねられてお話を支えるようになるのがわかります!

また、戦中は絵の中に労働にはげむ子どもや、戦闘機を描き入れるなどして
戦争を応援しないと、絵の具が配給されず絵が描けなかった、と
絵の変化だけでなく、画家の置かれた状況の変化もお話しいただきました。

当日は30名ほどのお客様がいらっしゃいました。アンケートをみてみると
・絵と物語の一体化についてのお話がとてもおもしろかった。
・童画のこと、童画家のお話がおもしろく感じました。
・背伸びをせず、素直な気持ちで美術鑑賞をしていきたいと思います。
などなど、みなさん充実した時間をすごされたご様子。よかった!!

講演会後は松本さんによるサイン会。
ミュージアムショップのコン・アモールではいわさきちひろ関連書籍も販売中です!


松本さんのお話を聞いて、絵と向き合う気持ちが変わったかしら・・・
もう一度中尾彰の絵に会いに行ってみよう!
中尾彰―津和野・東京・蓼科―展」は6月15日まで開催中です。

(H・R)

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